PUBG: BATTLEGROUNDSでPingやラグを改善するには、単純に回線速度を上げるだけでは不十分です。重要なのは、ゲームサーバーまでの通信経路、ISPの接続方式、家庭内ネットワーク、PC側のフレーム安定性をそれぞれ確認することです。
日本でPUBGのレイテンシーを改善する主な方法は次のとおりです。
- ASIAリージョンへの通信経路を確認する
- IPv4 PPPoEの混雑が疑われる場合はIPv6 IPoE環境を検討する
- Wi-Fiではなく有線LANを使用する
- バックグラウンド通信やPC負荷を減らす
- Pingだけでなくジッターとパケットロスも測定する
- NoPingのMulti Connectionで複数経路を利用し、より安定したルートを探す
特に21時〜24時頃など、インターネット利用が集中する時間帯だけPingが上昇する場合は、PC性能ではなくISP側の混雑やルーティングが原因になっている可能性があります。

PUBGでPingが高くなる原因
PUBGでは、Pingの数値だけでなく、ジッターやパケットロスもプレイ感に影響します。
Pingが低くても通信時間が頻繁に変動すると、敵の動きが不自然に見えたり、撃ち合いで操作と画面上の結果にズレを感じたりすることがあります。
主な原因は以下です。
- ISPの混雑
- ゲームサーバーまでの遠回りしたルート
- PPPoE網の混雑
- Wi-Fiの干渉
- 家庭内のアップロード負荷
- バックグラウンドアプリによる通信
- ゲームサーバー側の負荷
そのため、「高速な1Gbps回線だから必ず低Ping」というわけではありません。
PUBGのサーバーと日本からの通信経路
日本からPUBGをプレイする場合、ASIAリージョンへの通信品質が重要です。
同じ日本国内から接続していても、ISPや時間帯、マッチング先によってPingは変動します。物理的な距離だけではなく、ISP間のピアリングや中継地点、混雑状況もレイテンシーに影響するためです。
なぜ同じ地域でもPingが違うのか
例えば東京都内の2人が同じPUBGをプレイしていても、異なるISPを利用していればゲームサーバーまでの経路も異なる場合があります。
一方は短く安定したルート、もう一方は複数の混雑した中継地点を通るルートになることもあります。
つまり重要なのは、自宅からサーバーまでの物理的な距離だけではなく、実際にパケットが通過する経路です。
通信経路を確認する方法
Windowsではコマンドプロンプトからtracertを利用できます。
tracert pubg.com
ただし、ゲームで実際に使用される接続先とWebサイトの接続先は必ずしも同一ではありません。そのため、tracertはISP経路を確認する参考情報として利用してください。
日本のISPでPUBGのPingを安定させる方法
PUBGで低Pingを維持するには、契約している回線の最大速度だけではなく、接続方式や混雑状況も確認する必要があります。
NTT系光回線
NTT系の光回線では、IPv4 PPPoE接続が混雑する時間帯にレイテンシーが増える場合があります。
利用しているプロバイダがIPv6 IPoEおよびIPv4 over IPv6に対応している場合は、利用可能か確認しましょう。
特に夜だけPUBGのPingが上昇する場合は、接続方式を確認する価値があります。
OCN
OCN環境では、利用している契約やルーターがIPoE接続に対応しているか確認してください。
PPPoE環境で夜間だけ通信品質が低下する場合、IPoE環境への変更によって混雑の影響を抑えられる可能性があります。
So-net・NURO 光
So-net系サービスでは契約プランによってネットワーク構成が異なります。
NURO 光の場合も、最大通信速度だけを見るのではなく、PUBGを実際にプレイする時間帯のPing、ジッター、パケットロスを測定することが重要です。
BIGLOBE
BIGLOBEを利用している場合は、契約中のIPv6/IPoEサービスが有効になっているか確認してください。
夜間の混雑がPUBGのPingスパイクにつながっている場合、接続方式の違いが通信品質に影響することがあります。
SoftBank 光
SoftBank 光では、契約内容や利用機器によってIPv6 IPoEを利用できる場合があります。
PUBGをプレイする夜間にPingが急上昇する場合は、現在の接続方式を確認してください。
auひかり
auひかりは独自のアクセス網を利用するエリアがあります。ただし、実際のPUBGの通信品質は地域や接続先によって異なります。
回線名や最大速度だけで判断せず、普段プレイする時間帯に測定することが重要です。
Jでは契約方式やエリアによってネットワーク環境が異なります。
PUBGでは平均Pingだけでなく、ジッターやパケットロス、試合中のPingスパイクも確認してください。
ホームルーター・モバイル回線
5GなどのモバイルネットワークでもPUBGをプレイできますが、固定光回線よりジッターが大きくなる場合があります。
電波品質や基地局の混雑によって通信状態が変化するため、平均Pingだけではなく試合中の急激な変動も確認しましょう。
PUBGのティックレートとレイテンシー
PUBGでは、ネットワーク上のPingだけでプレイ中の遅延が決まるわけではありません。
ゲームサーバーの更新処理、PC側の入力遅延、レンダリング時間、ディスプレイの表示遅延など、複数の要素が最終的な操作感に影響します。
そのため、Pingを改善すると同時に、FPSとフレームタイムを安定させることが重要です。
ネットワーク遅延とPC側の処理遅延を分けて確認すると、ラグの原因を特定しやすくなります。
PUBGのアンチチート環境とPC設定
PUBGではアンチチートシステムが使用されているため、バックグラウンドで動作する一部のソフトウェアや特殊なツールがゲームの起動や動作に影響する場合があります。
問題が発生した場合は、ゲームファイルを変更したりアンチチート機能を回避したりするのではなく、公式サポート情報を確認しながら原因を切り分けてください。
また、ネットワーク最適化を行う場合も、ゲームファイルそのものを変更しない方法を利用することが重要です。
PUBGのラグを減らすゲーム内設定
ネットワークだけでなく、FPS低下やフレームタイムの乱れも「ラグ」と感じる原因になります。
GPU負荷が高すぎる場合は、画質を少し下げてFPSの安定性を優先する方法があります。
グラフィック設定
安定したFPSを優先する場合は、PC環境に合わせて以下を調整します。
- レンダリングスケールを調整する
- モーションブラーをOFFにする
- V-Syncを必要に応じてOFFにする
- GPU負荷が高い設定を下げる
- フレームレートの急激な変動を抑える
- 対応GPUでは低遅延機能を検討する
- VRAM使用量が上限に達しないようテクスチャ設定を調整する
重要なのは、最高画質ではなく安定したフレームタイムを維持することです。
Windows側でPUBGの動作を安定させる
Windows側でも、バックグラウンドアプリや不要な処理がゲームパフォーマンスに影響する場合があります。
Windows 11では、
設定 → ゲーム → ゲームモード
からゲームモードを確認できます。
ゲームモードは主にPC側のリソース管理を補助する機能です。
ただし、ゲームモードをONにしてもISPからPUBGサーバーまでのネットワーク経路そのものが短くなるわけではありません。
ネットワークPingとPC側の処理遅延は別々に考える必要があります。
Ping・ジッター・パケットロスの違い
PUBGの通信品質を見る場合、Pingだけを確認するのは不十分です。
Ping
パケットが通信先まで往復する時間の目安です。
基本的には数値が低いほど通信の応答が速くなります。
ジッター
Pingの変動幅です。
平均Pingが低くてもジッターが大きいと、試合中に通信状態が不安定になることがあります。
パケットロス
送信したデータの一部が途中で失われる現象です。
パケットロスが発生すると、位置情報や操作の同期に影響し、瞬間的なワープやラバーバンドのような症状につながる場合があります。
安定したPUBG環境を作るには、平均Pingだけではなく、この3項目をセットで確認することが重要です。
NoPingのMulti ConnectionでPUBGの通信経路を最適化
PCや家庭内ネットワークを調整しても、ISPからPUBGサーバーまでの外部ルートはユーザーが直接変更できない場合があります。
NoPingは、この通信経路を最適化するためのゲーミング向けサービスです。
Multi Connection
Multi Connectionは、ゲームサーバーまで複数の経路を利用し、接続品質に応じて通信ルートを最適化する機能です。
目的は単純にPingの数字だけを下げることではありません。
特に、
- Pingスパイク
- ジッター
- パケットロス
- 夜間の通信品質低下
- ISPルートの不安定化
といった問題への対策として利用できます。
効果はISP、地域、時間帯、PUBGの接続先によって異なるため、自分の環境でON/OFFを比較することが重要です。
Multi Internetで複数回線を活用する
複数のインターネット接続を利用できる環境では、NoPingのMulti Internetで最大6つの接続を同時に利用できます。
例えば、
- 光回線
- 別ISPの固定回線
- 5Gホームルーター
- モバイル回線
- スマートフォンのテザリング
など、異なる物理接続を組み合わせることができます。
単純なフェイルオーバーとして待機回線へ切り替えるのではなく、複数の接続を同時に活用して通信の安定性を高めることを目的としています。
PUBGをプレイしながら配信するなど、通信品質の安定性を重視する環境でも活用できます。
Boost FPSでPUBGのフレーム安定性を改善
ネットワークが安定していても、CPUやGPUの負荷によってFPSやフレームタイムが乱れる場合があります。
NoPingのBoost FPSは、PC側のゲームパフォーマンスを最適化し、ネットワークとは別の原因で発生するカクつきの軽減を目的とした機能です。
PUBGで「Pingは低いのにカクつく」という場合は、ネットワークだけでなくCPU、GPU、メモリ使用率、FPS、フレームタイムも確認してください。
PUBGでNoPingをテストする方法
ルート最適化サービスの効果は環境によって異なるため、同じ条件で比較することが重要です。
- 普段PUBGをプレイする時間帯にテストする
- NoPingを使用せずPingを確認する
- ジッターとパケットロスも記録する
- 試合中にPingスパイクが発生していないか確認する
- NoPingを有効にする
- 同じリージョン・近い時間帯で再度プレイする
- 導入前後の数値と体感を比較する
平均Pingが大きく変わらなくても、ジッターやパケットロスが減少すれば、試合中の安定性が改善する場合があります。
PUBGのPingを改善するときに確認する順番
最初からすべての設定を変更する必要はありません。
以下の順番で確認すると、原因を切り分けやすくなります。
- Wi-Fiから有線LANへ変更する
- バックグラウンド通信を停止する
- Ping・ジッター・パケットロスを測定する
- ISPのPPPoE/IPoE接続方式を確認する
- PUBGのFPSとフレームタイムを確認する
- ゲームサーバーまでの経路を確認する
- NoPingなどのルート最適化を比較テストする
特に「昼は問題ないのに夜だけPUBGがラグい」という場合は、PCスペックだけではなく、ISP混雑やネットワーク経路を優先して確認すると原因を特定しやすくなります。
PUBGのPing・ラグに関するよくある質問
PUBGでPingが高い原因は?
ISPの混雑、ゲームサーバーまでのルーティング、Wi-Fi、家庭内通信、サーバー側の負荷など複数の原因があります。
まずPing、ジッター、パケットロスを測定し、ネットワークとPC性能の問題を分けて確認してください。
回線速度が速ければPUBGのPingも下がりますか?
必ずしも下がりません。
ダウンロード速度とレイテンシーは別の指標です。高速回線でも、PUBGサーバーまでの経路が遠回りしていたり混雑していたりするとPingは高くなる可能性があります。
PPPoEからIPoEに変えるとPUBGは改善しますか?
夜間のPPPoE混雑が原因の場合は改善する可能性があります。
ただし、効果はISP、地域、設備、時間帯によって異なります。
Wi-FiでもPUBGをプレイできますか?
可能ですが、通信の安定性を重視する場合は有線LANが適しています。
Wi-Fiは電波干渉やルーターまでの距離によってジッターやパケットロスが増える場合があります。
5G回線でもPUBGはできますか?
可能です。
ただし、モバイルネットワークは電波状況や基地局の混雑によってPingが変動しやすいため、平均Pingだけでなくジッターやスパイクも確認してください。
NoPingを使えばPUBGのPingは必ず下がりますか?
必ず下がるとは限りません。
NoPingはPUBGサーバーまでの通信経路を最適化するためのサービスですが、結果はISP、地域、接続先、時間帯、現在利用しているルートによって異なります。
同じ条件でNoPingのON/OFFを比較し、Ping、ジッター、パケットロスを測定してください。
WindowsのゲームモードでPUBGのPingは下がりますか?
ゲームモードは主にPC側のリソース管理に関係する機能で、ISPからPUBGサーバーまでの通信経路を変更するものではありません。
ネットワーク遅延とPC側の処理遅延は分けて考える必要があります。

PUBGでパケットロスを確認するには?
ゲーム内のネットワーク情報を確認するほか、Windowsから基本的な接続テストを行うこともできます。
ping -n 100 8.8.8.8
ただし、このテストはPUBGサーバーそのものへのパケットロスを測定するものではありません。
一般的なインターネット接続に問題があるかを確認するための参考として利用してください。
PUBGのラグ対策は回線速度だけでは決まらない
PUBGで安定した通信環境を作るには、最大通信速度だけを見るのではなく、ゲームサーバーまでの経路、Ping、ジッター、パケットロスを総合的に確認する必要があります。
まず有線LAN、ISPの接続方式、家庭内ネットワーク、PC側のFPSとフレームタイムを確認しましょう。
それでも夜間のPingスパイクやパケットロスが残る場合は、通信経路そのものがボトルネックになっている可能性があります。
NoPingではMulti Connection、Multi Internet、Boost FPSを組み合わせ、ネットワーク経路とPC側のパフォーマンスの両面からPUBGのプレイ環境を最適化できます。
効果は接続環境によって異なるため、自分のISPと普段プレイする時間帯でテストし、導入前後のPing・ジッター・パケットロス・フレーム安定性を比較することが重要です。
