フランスのエレクトロニック・ミュージックデュオ Justice が、『GTA 6』に関連する音楽プロジェクトの制作過程を明かした。Rockstar Gamesの新作に対する大きな期待と、制作への向き合い方についても語っている。BBC Radio 1のインタビューで、Gaspard AugéとXavier de Rosnayは、ゲームをめぐる反響を把握しながらも、外部からのプレッシャーに音楽制作を左右されないようにしていたと説明した。
2026年10月中旬、Rockstarは『Grand Theft Auto 6』のトレーラーを公開し、Flower in a Hurricane を使用した。この楽曲は、Justice、Tame Impala、SZA、King Gizzard & The Lizard Wizardが関わる音楽プロジェクトに関連している。元記事に掲載されたデータによると、同曲のYouTube再生回数は660万回を超えている。

Justiceは『GTA 6』への期待とどう向き合ったのか
Gaspard Augéは、長年発売を待ち望まれている『GTA 6』に対して、プレイヤーが大きな期待を寄せていることを認識していると語った。一方で、制作中は世間の反応から一定の距離を保ち、作業への集中を優先したという。
外部の期待に過度にとらわれないことで、デュオは作品に必要な音楽表現に集中できた。
Justiceには、過去にもゲーム関連の映像で楽曲が使用された実績がある。代表曲の一つである Genesis は、Ubisoftの『アサシン クリード II』のトレーラーに採用された。
『GTA 6』の音楽は80年代の影響と未来的な電子音を融合
Justiceによると、今回の音楽制作ではさまざまな音楽的要素や楽器、電子音響の制作技術が活用されている。一部には1980年代の音楽を思わせる特徴があるものの、その時代のサウンドを作曲上のルールとして設定したわけではないという。
Augéは、デュオとして目指す音の方向性はあったものの、レトロな要素は制作の過程で自然に生まれたと説明した。さらに、電子的な音の質感が楽曲に未来的な印象を加えている。
Xavier de Rosnayは、シンセサイザーを使って作り上げたギターの音色を例に挙げた。音声処理やフェイズ効果によって、通常のギターとは異なる電子的なサウンドを生み出している。
こうした制作手法により、特定の年代やジャンルに限定されない独自の音楽的な方向性が形作られている。
『GTA 6』の音楽プロジェクトに多彩なアーティストが参加
Justiceは、以前から共演を望んでいたアーティストとのコラボレーションについても語った。De Rosnayによれば、当初はすべての参加者の音楽性がうまく合うかどうか分からなかったものの、実際の制作は自然に進んだという。
その結果、さまざまなアーティストと複数の楽曲を制作した。Flower in a Hurricane もその関連作品の一つだ。ただし、トレーラーで使用された楽曲だけで、ゲーム全体の音楽的な幅を判断できるわけではない。
Rockstarはこれまでに、『GTA 6』に登場する6つのラジオ局についても情報を公開している。複数の音楽ジャンルに加えてポッドキャストも用意され、プレイヤーは徒歩での探索中や車の運転中に番組を楽しめる見込みだ。
Justiceをはじめとするアーティストの楽曲は、JasonとLuciaの冒険を彩る要素となる。今後、収録曲やラジオ局について新たな情報が公開されれば、ゲーム内の音楽をより詳しく知ることができる。
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